Pixel 7aとXperia 10 Vを比較してみた

Pixel 7aとXperia 10 V(キャリアモデル)を比較してみた。参考までにシャープのAQUOS sense6(SIMフリー版)についても掲載しておく。

なお、Xperia 10 Vの実機は発売されていないので、メーカーや各キャリアの公式サイトで入手した情報を基に比較していく。

※ドコモ版の対応周波数が判明したので、6月24日に当記事を更新。

※ソフトバンク版の価格が判明したので、7月1日に当記事を更新。

スペック比較

Pixel 7aXperia 10 VAQUOS sense6
SIMフリー版
ディスプレイ6.1インチ6.1インチ6.1インチ
解像度2400x10802520x10802432x1080
SoC(CPU)Google Tensor G2Snapdragon 695 5GSnapdragon 690 5G
メモリ(RAM)8GB6GB4GB/6GB
ストレージ(ROM)128GB128GB64GB/128GB
バッテリー容量4385mAh5000mAh4570mAh
FeliCaありありあり
重量193.5g159g156g
72.9mm68mm70mm
高さ152mm155mm152mm
厚み9.0mm8.3mm7.9mm
防水△(IPX7)○(IPX5/IPX8)○(IPX5/IPX8)
防塵○(IP6X)○(IP6X)○(IP6X)
Pixel 7aXperia 10 VAQUOS sense6
SIMフリー版

SoCについて

Pixel 7aのSoCは、「Google Tensor G2」。Xperia 10 VのSoCは、「Snapdragon 695 5G」。SoCの性能だけで比べれば、Pixel 7aの圧勝である。

スピーカーについて

Pixel 7aはステレオスピーカーを搭載。Xperia 10 Vにもステレオスピーカーが搭載されている。 なお、前モデルのXperia 10 IVはモノラルスピーカーだった。AQUOS sense6はモノラルスピーカー。

充電器について

充電器はいずれの機種にも付属しておらず、別売りのようだ。ただし、Pixel 7aには1mのUSBケーブルが付属している。

防水・防塵について

Xperia 10 VとAQUOS sense6は防水(IPX5/IPX8)および防塵(IP6X)に対応している。Pixel 7aはXperia 10 Vより若干防水性能が低い(IP67)。

対応LTEバンド比較

対応するLTEのバンドを比較する。なお、5Gのバンドについては割愛する。

Pixel 7aXperia 10 VAQUOS sense6
SIMフリー版
バンド28(700MHz)(下表参照)×
バンド18(800MHz)(下表参照)
バンド19(800MHz)(下表参照)
バンド8(900MHz)(下表参照)
バンド3(1.7GHz)(下表参照)
バンド1(2.0GHz)(下表参照)
Pixel 7aXperia 10 VAQUOS sense6
SIMフリー版
Xperia 10 V
ドコモ版
SO-52D
Xperia 10 V
au/UQ版
SOG11
Xperia 10 V
ソフトバンク版
A302SO
Xperia 10 V
楽天モバイル版
XQ-DC44
バンド28(700MHz)×××
バンド18(800MHz)
バンド19(800MHz)
バンド8(900MHz)
バンド3(1.7GHz)
バンド1(2.0GHz)
Xperia 10 V
ドコモ版
SO-52D
Xperia 10 V
au/UQ版
SOG11
Xperia 10 V
ソフトバンク版
A302SO
Xperia 10 V
楽天モバイル版
XQ-DC44

注:Xperia 10Vは、発売元キャリアによって対応バンドが異なる可能性が高い。当記事執筆時点では、一部未発表のキャリアがあるため、「?」マークを付けた。発表後、発売元キャリアごとの比較表を更新する予定。

※ドコモ版の対応周波数が判明したので、6月24日に当記事を更新。

以前のモデルに見られた露骨なLTEの「バンド潰し」は、「Xperia 10 V」ではどのキャリア版にも見られなかった。ただ、5Gに関しては下記の通り一部のキャリアモデルでn79に対応していないようである。

au/UQ版・ソフトバンク版・楽天モバイル版のXperia 10 Vは4キャリアのLTEをカバー

Xperia 10 Vは、au/UQ版のSOG11とソフトバンク版のA302SO、楽天モバイル版のXQ-DC44で対応周波数が発表されているが、いずれも4キャリアのLTE周波数をカバーしている。バンド28はカバーしていないが、普通に使う分には差し支えがない(今後、楽天モバイルにバンド28が割り当てられる可能性があるので、楽天モバイルユーザーは何かしらの支障があるかもしれない)。ドコモ版の対応周波数は当初未発表だったが、LTEの対応周波数が他の3キャリアと同等であることが後に判明した。

au/UQ版の対応周波数

https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/compatible_network/?cid=che5wpzkaes7&p=ph3x8cxp4nsp

ソフトバンク版の対応周波数(PDFファイルが開きます)

https://www.softbank.jp/mobile/set/common/pdf/products/xperia10m5/spectrum.pdf

楽天モバイル版の対応周波数

https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/xperia-10m5/spec.html?l-id=product_xperia-10m5_spec_xperia-10m5

Xperia 10 Vでの5G通信に使う周波数帯については、楽天モバイル版とドコモ版はn79もカバーしているのに対し、au/UQ版とソフトバンク版はn79をカバーしていない。

Pixel 7aはn79をカバーしている。

個人的な感想

当初はPixel 7aの購入も考えたが、スペックや価格次第ではXperia 10 Vを選ぶこともあり得る。上記の通り、Pixel 7aはSoCのスペックが高くてコスパに優れている一方、Xperia 10 VはSoCが前モデルの10 IVと同じで、ネット上では落胆の声もあった。しかし、スピーカーとカメラが良くなったという点を、私は評価したい。もし、Xperia 10 VをPixel 7aより安く買えるのであれば、Xperia 10 Vを買うことも検討したい。

かつては百花繚乱だった国内の携帯電話メーカーも、今ではシャープとソニーのみ。シャープは台湾のホンハイ傘下なので、ソニーは「最後の砦」である。昔の光、今いずこ。Pixel 7aが出たばかりで厳しい状況だが、何とか生き残ってほしい。

Xperia 10 Vのメリットとデメリット

メリット

ソニーは国内メーカーなので、手厚いサポートやアフターサービスが期待できる。この機種はバッテリーの持ちが良い。防水と防塵に対応している。軽量。ライトユーザーにおすすめ。

デメリット

Xperia 10 Vは、発売元キャリアによって5Gの対応バンドが異なる。非対応のバンドがあれば、キャリアによっては一部地域で圏外になりやすい。

楽天モバイル版は価格が72,800円、ドコモ版が79,860円と高い。au版は69,550円とギリギリ7万を切っているが、それでもpixel 7aよりは高い。ソフトバンク版の価格は79,920円で、キャリア版では最高値。SIMフリー版は8月4日発売で、ソニーストアでの価格は67,100円。買うならSIMフリー版一択。間違ってもキャリア版を買ってはいけない。

Pixel 7aのメリットとデメリット

メリット

コスパに優れたこの機種はメリットだらけで、枚挙にいとまがない。Google謹製なので、信頼性は高い。4G(LTE)と5G(NSA)の主要周波数をほぼ網羅しているので、どのキャリアでも使える。Xperia 10 Vより価格が安い割には、性能がXperia 10 Vより優れている。今回は重量を除けばPixel 7aの圧勝。ちなみにOPPOのReno9 Aは、いくら5万を切るとはいえ、期待外れ。

デメリット

デメリットは殆ど無いが、強いて挙げるなら、重量が重い。国内メーカーに愛着やこだわりを持つ人には、抵抗がある。

参考リンク

優れた機能満載の Google Pixel 7a - Google ストア

Xperia 10 V | Xperia公式サイト

https://www.docomo.ne.jp/product/so52d/

https://www.au.com/mobile/product/smartphone/sog11/

https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sp/sony_xperia_10_v/

https://www.softbank.jp/mobile/products/smartphone/xperia10m5/

https://network.mobile.rakuten.co.jp/product/smartphone/xperia-10m5/

AQUOS sense6 SH-M19 SIMフリーのスペック・性能|AQUOS:シャープ